サンノゼ市がガソリンスタンドでの酒類販売解禁?2005年10月03日 15:37

本日付 San Jose Mercury News 1B面

サンノゼ市では20年来ガソリンスタンドでのお酒の販売を禁止してきたが、それを解禁しようという動きがあるようだ。

具体的には、酒類の販売を

  • 犯罪多発地域でないこと
  • 半径1000フィート内に4件以上ないこと
  • 半径500フィート内に学校などがないこと

などのような条件で、酒類販売を解禁するようだ。

これに対して警察などは近隣への犯罪の増加などの影響を懸念しているようだ。

ガソリンスタンドは深夜、早朝も営業しているところも多いので、こうしたところが酒を販売することになると、確かにアルコールに絡む問題、酒気帯び運転や暴力行為などが発生、増加する恐れはありそうだ。

しかし、こういう話を聞くとサンノゼあるいはカリフォルニアは酒類販売に対して厳しいように聞こえるが、実際はそうでもない。普通のコンビニでも置いてあるところは多いので、24時間買うことができる。それを考えれば、ことさらガソリンスタンドだけ規制することはどうかとは思う。

深夜帯での販売や未成年への販売を禁じるなどを含めた、実効ある規制が必要だろう。