独立記念日の過ごし方2006年07月03日 23:51

いよいよ明日はアメリカ最大の祝日、独立記念日だ。

大晦日やお正月だとなんとなく暮れてなんとなく明けるっていう感じだけど、独立記念日になるとアメリカ中がお祝いムードで一杯になる。

我が家は一日早いけれど、グレートアメリカの花火を見て帰ってきたところだ。どういうわけだか、グレートアメリカは7月4日には花火を打ち上げず、その前3日間に前祝をするというので、まあ折角だから近くの路上で眺めたわけだが、なかなか迫力のある花火が見れて、満足満足。

当日の7月4日はどうしようかな?皆さんはどのように過ごされるのでしょうか?

やっぱり花火を見に行きますか?パレードに参加する?

おっと、忘れてはいけないのはニューヨークのホットドック大食い競争。

本日付San Jose Mercury Newsの1A面で、サンノゼ出身のジョイ チェスナッツ君が優勝目指して猛特訓中という記事がでているぞ。

この競技、日本人の小林さんが、なんと5年連続で優勝を飾っている、日本の独壇場なのだ。

昨年は小林さんが49個のホットドックを平らげ、2位はソニヤさんという女性で37個、そして我らがチェスナッツ君は30個で堂々の3位だったそうだ。

チェスナッツ君はサンノゼ大学で土木工学を学ぶ22歳の学生で、また地元の建築会社にも勤めている。一年半ほど前に地元のブリト大食い競争で優勝して大食い競争に目覚めた、期待の新人なのだそうだ。今年の5月には12分間で50個のホットドックを食べるというアメリカ記録を樹立している。そして日夜大食いの特訓に励み、今年は小林氏を打ち破って優勝し、アメリカ人の威厳をとりもどさんと懸命なのだそうだ。ちなみに世界記録は小林氏の53.5個だとか。

しかしそうしたチェスナッツ君もうかうかはしていられないようで、今年のホットドック競争の新人選手には、予選会で38個も平らげて本線出場するシンプソンさんという女性もいるとか。

競技は東部時間の7月4日午後、カリフォルニアでは朝の9:00から中継生放送があるようだ。

独立記念日の過ごし方2006年07月04日 23:27

ホットドックレースの結果をお知らせしようとしたら、既にはなさんがコメントをつけてくださっていましたね。一足遅れてしまいました。

なにせね、休みの日なもんで、小林君が一所懸命ホットドックを喰っている間、私は夏眠をむさぼっていたもんで。で今ニュースで結果をチェックしたわけですよ。

そうすると、はなさんのおっしゃるとおり、我らがチェスナッツ君大健闘でした。

優勝は小林From日本で堂々の6連覇。53個と何ポンドかという記録でしたが、2位のチェスナッツ君も52個を平らげ、チャンピオン小林を相当脅かす勢いだったようです。ニュースではちょっとしか映像を写さないので実際の様子はわかりませんが、小林さんは相当苦しげな様子でホットドックを頬張っていましたね。

さてところで、みなさんはいかが独立記念日をお過ごしになられましたか?

我が家はChurch on the Hillというところの花火大会を見に行って来ました。将に丘の上にある教会での花火なんですが、87を南に下っていくと丘の上に体育館のように見える建物が大変目立つ場所なんです。

こんな丘の上で?というような場所なんですが、こじんまりとしているけれど間近で見れてなかなか楽しかったです。花火自身はたったの10分間だけだったのですが、もっと長くやっていたようにも思えた、なかなかに充実した花火でしたよ。

この丘からは近郊でやっている花火がずっと見渡せて、あっちこっちで花火が上がっているのを見るのも壮観でした。中でもサンノゼ市中心部の花火は遠くに見ても結構大掛かりだったようですね。チャーチのもよかったけれど、来年はあっちに行ってみようかななんて、実は思わず考えてしまいました。

夏休みの過ごし方2006年07月10日 22:39

子供たちは毎日夏休みを謳歌しているわけだが、夏休みと言えば海に行ったり旅行に出かけたりといろいろあるわけだけれど、みなさんはどうお過ごしですか?

我が家はお金をかけずに目一杯楽しむということで、今年の夏はキャンプ三昧だ。

7月は週末3連荘で実はこの週末も行ってきた所。場所はサンタクルーズの南、ロスパドレス国立森林公園内のアロヨセコという国立のキャンプ地。

ちょっと暑かったのとやぶ蚊の多いのには難渋したけれど、渓流で泳いだり、メダカすくいとかザリガニ採りとか、楽しいキャンプであった。ザリガニは渓流の砂地を這いずり回っているのを、岸に追い詰めて素手で捕まえる。3匹ほど捕まえてバーベキューで焼いて、妻と子のお腹の中に納まっちゃいました。歯ごたえがあってとてもおいしかったそうですよ。

キャンプは、私は実はつい最近始めたばかりなので日本の事情についてはよく知らないのだけれど、アメリカではたくさんある国立公園や州立公園内にキャンプグラウンドがあって、自然を楽しむにはもってこいだ。キャンプグラウンドといっても、車が止められる場所、バーベキュー台、焚き火場所、テーブル、そしてテントが張れる場所が用意されているだけで、場所に応じて共通のトイレ、水道、シャワールームなどの施設がある。

キャンプ通の友達の話では、特に州立公園のキャンプ場がよく整備されていて、たいていシャワーもついていて、家族向けにはよいということだ。

さてこの州立公園について、ちょっと前の記事だが、7月6日のSan Jose Mercury News 1B面で、州立公園の整備に2億5千万ドルの追加予算が認められたと報じられている。

シュワルツネッガが知事になってからのカリフォルニアは、緊縮予算でいろいろな予算が削られたり保留されたりしていて、州立公園の整備補修もそのひとつだった。

この追加予算を受けて、州立公園管理局は補修リストに優先順位をつける作業を開始したそうだ。候補として飲用水の追加掘削や浄化槽の更新などがあげられているそうだ。公園利用者としては、より安全かつ安心して利用できる環境が整備されることについては歓迎だ。

しかし、この追加予算法案は独立記念日明けを狙って承認署名が行われたわけだが、なぜこの時期なのか?これについて記事では次のように述べている。

ひとつは、カリフォルニアの景気が順調に回復していること。今年は75億ドルもの税収増があり、これは想定外の収入であったと記事は伝えている。

二番目に、この秋に行われる知事選において、2選目を狙うシュワルツネッガ氏の思惑があると記事は述べている。カリフォルニアは民主党の強い州で、共和党のシュワルツネッガ知事にとって厳しい選挙であることが予想されている。そこで浮動票の確保がキーとなるわけだけれど、そうした人たちは環境問題に強い関心を持っていることが調査の結果知られているらしい。

三番目に、環境保護団体の活動の活発化があると記事は伝えている。ここ最近広告を打ったり、専任のロビイストを雇うなど、そのロビー活動は活発に行われるようになってきている。

しかし、こうした数々の思惑や要因があるにせよ、依然州立公園では予算不足で修繕がおいつかなかったり、人手不足で閉鎖している施設が多数あると記事は伝えている。

確かに今まで行った中でも、土砂崩れで閉鎖されてしまっているハイキングコースとか、清掃状況のあまりよくないトイレなどはあったが、とても整備されている様子の方に目がいってこうしたことはそれほど目立たなかった。まあ、カリフォルニアに数多くある自然公園の中には、整備状況のよくないところもあるのかも知れない。

私としては、自然公園の中のハイキングコース、トイレ、キャンプグラウンドなどがきちんと整備されていれば、それだけ気軽に自然を楽しむことができるので、予算がある限り州立公園に割いてもらうことについては賛成だ。

ところで、我が家のキャンプ3連荘の2サイト目は、なんと公園内に無線LANが整備されているらしい。自然の中でネットワーク!なんてなんて素敵なんでしょうということで、ちょっとアクセスに挑戦してみようかと考えている。

ウチのカミサンは嫌がるかも知れないけれど...