運転中の電話はもうすぐ制限2006年08月30日 23:59

今日のSan Jose Mercury Newsの1A面の記事なのだけれど、なんか同じようなタイトルで記事をかいたなあと思って調べたら、6月25日に載せている。

というわけで今回詳しいことは書かない。まあでも法律の中身を簡単に言うと、「手に持って耳に当てる電話を使ってはいけません。ハンズフリーフォンならOKです」というものだ。

この法案は民主党議員の方から提案されているのだけれど、まあ当然というか、共和党議員から反対意見が出ているわけだけれど、その言い回しが面白かったんで敢えて取り上げているわけだ。

どんなことを言っているかというと、この法律は"nanny government"あるいは"babyshitter government"だというのだ。つまり「おせっかい行政」というわけだ。

何でもかんでも法律で規制をかけることがいいことではないことは確かだし、一方運転中の携帯電話の規制はアメリカのいくつかの州や日本でも施行されているわけだから、それが「おせっかい」といえるのかというような議論はあるわけだけれど、そういうことはともあれ"nanny"とか"babyshitter"とかをこんな風に使うことに、ちょっと面白いと思ったわけですよ。

それでこういう言い回しは特殊なのかと、この法律の何かに引っ掛けて共産党議員が言ってることなのかとちょっと調べてみると、普通に使われている言葉みたいですね。

で、「おせっかい行政」の例とかを紹介しているサイトなんかがあって、「それは確かにおせっかいというか、余計なお世話だなあ」なんて思うような法律が、どうも世の中にはあるらしい。例えば、

ニュージャージでは、バクテリアの影響を懸念して、レストランで目玉焼きを出すことを禁止しているそうだ。(目玉焼きはサニーサイドアップがダメなようで、ターンオーバーならいいみたい。でもサニーサイドアップの目玉焼きが好きなのに。)

連邦法では新しいトイレでは、トイレを流す水は1.6ガロンまでという規制があるそうだ。(結局うまく流れなくてさあ、何回もレバーを押して結局水の無駄遣いになったりするんだよね。)

ジョージア州では新生児を持つ母親は、新生児が知能を高められるようにクラシック音楽を聴くようにと言っているのだと。(我が家は言われなくてもそうしていたなあ。)

さすがアメリカ、いろいろあるねえ。