今度はイチゴでバクテリア騒ぎ ― 2006年12月06日 10:27
今日のSan Jose Mercury Newsによると今度はイチゴでバクテリア騒ぎが起きているそうだ。
今回のバクテリアはリステリア菌。これに侵されるとインフルエンザのような症状になり発熱が続くそうだ。特に妊婦は注意を要し、新生児やお年寄りでも免疫システムに影響があるということで注意が必要だと記事には書かれている。
アメリカでは今年の夏、サリナス市近郊のほうれん草がO157に侵される騒ぎがあって何人か死者まで出していたし、その後レタスも回収騒ぎがあったけれど、またまたイチゴでこういう話が出てきたのはびっくり。
具体的には、サリナスにあるクレウズ フローズン フードの工場内の品質検査で、冷凍イチゴの一部からリステリア菌が見つかったのだそうだ。この工場からはジャンバジュースに果物が出荷されており、11月25日から12月1日の間にジャンバジュースで出されたイチゴシェークに同様にリステリア菌に侵されたもののある可能性があるとして注意を呼びかけている。
ただ、冷凍イチゴとして出荷される以前のどの時点でリステリア菌がついたのか、イチゴの栽培農園の問題なのか、どこで産出されたイチゴなのかなどについては現在調査中ということで明らかにはされていない。
影響は生のイチゴにも及ぶのだろうか?我が家はついこの間、長男君の誕生日をイチゴのバースデーケーキを作って祝ったばかりで、少しばかり心配だ。それに、クリスマスといえばケーキ、ケーキといえばイチゴだし。
そういえば先日ラーメンを食べに行ったことがあったけれど、その店、「ほうれん草にはO157が付着している問題が報告されているため、当店ではしばらくほうれん草を控えさせていただいています」って、もう既に安全宣言も出て久しいのにそんな貼り紙が出ていましたよ。ほうれん草なしのラーメンは、心なしかさびしいものがありました。
イチゴは、大丈夫かな。早い解決を期待したいものです。
by takablo [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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