家庭内無線LANの勧め(その3)2005年09月01日 12:37

シリーズも3回目になりました。いつ終わるんだろう。

さて、無線LANの設定の話に入ります。無線LANの設定では次の4つがキーポイントになります。

1)SSID 2)Infrastructure/Ad-hoc 3)MACフィルタ 4)WEP

SSIDというのは無線LANのアクセスポイント(ルータ)の名前です。PCの方はこの名前で指定されたアクセスポイントに接続に行くわけです。周りに他の人たちの無線LANアクセスポイントがあれば、PCではそれらが一覧表になって見えたりします。SSIDが重複すると通信上問題が発生する可能性があるので、あまり安直な名前は付けないでおきます。 ところで、あなたのPC上で他の人のアクセスポイントが一覧できるということは、他の人にもあなたの無線LANが見えてしまうということです。無線LANルータのSSID設定欄の近くに、「SSIDをブロードキャストする」というON/OFFスイッチがありませんか?これをOFFにすると、無線LANルータの方からSSIDを報告しないので、他の人のPCにはSSIDが表示されなくなります。たいてい初期設定はONなので、これをOFFにすることをお勧めします。

2の設定項目は、無線LANルータによってはないものもあります。PCが2台以上ある場合にはAd-hocを選択すると便利なこともあります。PC同士無線LANで直接通信できるからです。Infrastructureを選ぶと通信はかならず無線LANルータ経由になります。ここは特別な理由がない限りInfrastructureを選択するのがよいでしょう。

3と4の設定はオプションで、設定しなくても無線LANとして使えます。

MACフィルタというのは、無線LANルータに接続できる端末を限定する機能です。MACというのはLANインタフェースの固体番号で、無線LANインタフェースの裏面などに張ってあるシールに「MAC 00:0F:33:55:44:22」のような格好で、2桁6組の16進数が書いてあるものがそれです。無線LANルータでMACフィルタを有効にすると、設定された番号のインタフェースだけが無線LANと通信できるようになります。 これは、あなたの無線LANが誰かに無断使用されないためにも設定されることをお勧めしますが、無線LANルータの機種により、機能の呼び方、設定の方法などがずいぶんと異なり、設定画面の中を探さないとわからないこともあります。根気よく探してみてください。

WEPは通信を暗号化する機能です。この機能をONにすると、「共有鍵」あるいは「Network Key」が一致するもの同士だけが接続でき、通信は全て暗号化されます。 共有鍵は大抵4つくらい設定できますが、通信時に使用するのは一つだけです。「共有鍵」が盗まれてしまっては当然無線LANの通信を傍受されたり、他の人に無線LANを使われてしまったりということになりかねません。それを真剣に心配されるのなら「共通鍵」を複数設定しておいて、有効鍵の選択を日々変えましょう。 「共有鍵」は64bitと128bitの2種類の鍵長を選択できます(802.11bでは64bitしか使えません)。もちろん鍵長は長いほうが安全ですが、暗号化/復号化にちょっと時間がかかり、通信速度が遅くなります。もちろん128bitの鍵長で暗号化するのを勧めたいですが、両者の設定でアクセス速度を比べて、128bitの設定では遅すぎると感じられるなら、64bitでの設定も止む終えないでしょう。 また、「共有鍵」は16進数で設定するほかASCII文字で指定することのできる機種もあります。これは機械内部のロジックでASCII文字を16進数に自動変換するのですが、このロジックは無線LANの会社によって異なっているようです。入力が大変ですが、16進数で設定されることをお勧めします。

他にもチャネル設定とかWPAとかなんかいろんな項目がありますね。とりあえずそれらは装置の初期設定状態で放っておきましょう。

さあこれで無線LANの快適ライフの始まりですね!なに?うまく行かない?それでは次回はよくあるまちがいをいくつかまとめてみましょう。それではまた、明日