家庭内無線LANの勧め(その5) ― 2005年09月13日 10:02
さあ、家庭内無線LANも動き始めたら、プリンタも無線LANに組み込みましょう。こうすると、複数のPCで印刷ができますし、離れたところからでも印刷ができてとても便利です。
プリンタを無線LANに組み込むためにとても便利なのは、プリンタサーバという装置を使うことです。これは小さなパソコンのようなものですが、他のPCからの印刷の要求を受け付けて、接続されているプリンタに転送することに特化した装置です。
以前は$100とか$200とかしていましたが、最近では1台のプリンターだけが接続できる小さな装置で数十ドルのレベルで購入できるようになりました。私の家で動いているものは、特売日に$14で購入してきたものです。
プリンタサーバを買う前に、プリンタと接続するインタフェースを確認します。今はPCと接続していると思いますが、どのような形のコネクタでつながっていますか? 大きくて平べったいものはIEEE 1284という仕様のコネクタです。小さいUSBでつながっているものもあるでしょう。最近のプリンタはUSB接続が可能なものがほとんどですが、中にはUSBポートがなかったり、オプションで特別なものを購入しないとならないものもあります。一方小型のプリンタサーバ装置はUSBでプリンタと接続するものは多く見られ価格も安いのですが、IEEE 1284のものは数が少ないです。
プリンタとの接続インタフェースを確認したら、プリンタサーバをチェックします。無線LAN対応のものも多く出回っているので、これはと思うものを選んでください。装置の寿命とか故障率とかメーカや価格による差はあるのかも知れませんが、機能的には値段の差こそあれどれもたいして変わりはありません。大体、プリンタポートを一つ以上、LANに接続するイーサネットポート、それに無線LANアンテナがついています。
プリンタサーバを購入してきたらまずすることはこれの設定です。
まずプリンタサーバと無線LANルータをイーサネットで接続します。あなたの無線LANはWEPやMacフィルタで保護されているはずですから、プリンタサーバの無線LANはそのままではつながらないはずですよ(つながってしまうようでは困ります)。 プリンタサーバのMACアドレスを調べて、無線LANルータのDHCP設定で固定のIPアドレスが降られるようにしましょう。この設定がわからなければプリンタサーバについているCDのツールをインストールしてください。このツールがプリンタサーバに割り振られたIPアドレスを探し出してくれるはずです。
割り振った固定IPまたは探し出してきたIPアドレスを使ってプリンタサーバの管理画面を表示させます。表示のさせ方はプリンタサーバのマニュアルを見てください。
さあ、プリンタサーバの無線LAN設定をしましょう。IPアドレスも動的に取得するのではなく、固定にするほうがよいです。無線LAN側のMacフィルタリストにプリンタサーバのMACアドレスを登録しておくこともお忘れなく。
うまくいったら、イーサネットを切り離して、無線LANを使ってプリンタサーバの管理画面を表示できるかどうか確かめてください。
後はプリンタサーバとプリンタをつなぎ、PCの方のプリンタ設定をするだけです。設定の具体的な仕方はマニュアルを見てくださいね。
うーん、ちょっと難しかったですか?無線LANの安全性を高めている分設定項目も多いので大変ですが、シリーズのその4も参考にしながらがんばってください。もしプリンタサーバの設定がよくわからなくなってきたら、リセットボタンを押すと買ったときの状態に戻すことができます。
さあプリンタも家の中どこでも好きなところに置くことができます。家中どこからでも印刷ができるようになります。快適な家庭内無線LAN生活をエンジョイしてください。
次回は多分シリーズの最終回。このシリーズで使ってきた用語、IPアドレスとか無線LANルータって何を説明して、家庭内無線LANをお勧めしてきた訳をお話したいと思います。便利になるからじゃないかって?いや、もうちょっと違うことも考えているんですよ。それではまた、明日。
最近のコメント