赤ちゃんの名づけに困っているって?コンサルタントを雇いなさい2005年11月01日 00:01

名づけの記事の続き。10月28日付San Jose Mercury News17A面の記事、" Trouble naming baby? Hire a consultant"

日本でも子供の名前の付け方に困ったら、お寺の住職さんに相談するとか、どこかの霊媒師に頼むとかするじゃあないですか。

ホイットニー ウォーカーさんとエリック レイズさんは子供の名づけに関する本を発行し、また名づけのコンサルタントもしているそうだ。50ドルの料金で姓と韻を踏んでいたり、音の調子のいい名前をいくつか考え出してくれるそうだ。

また、Webでコンサルティングするサービスを立ち上げている人もいる。こちらは24.95ドルで6つまで、34.95ドルで12個まで名前の候補を両親の好みによってリストアップしてくれるそうだ。

まあいろいろなサービスがあるものだと思うわけだが、記事はここからが面白い。

2年前、ジェニファー ホーとクニッカン シェルパは子供の名づけに悩んでいたそうだ。シェルパはチベットの出身だそうだ。そこで、ダライラマに相談の手紙を書いたそうだ。その辺のお寺の住職さんと違うところがさすがチベットだが、彼らはちゃんと返事をもらったそうだ。

またベンジャミン リーさんとケー カオさんのケースでは、サラ、サブリナなどの候補の中でどれが良いか迷っていたそうだ。リーさんはサラが気に入っていたそうだが、「サラ リー」じゃあ給料みたいねと言われるし、サブリナに至っては「それ魔女の名前でしょ」なんて言われちゃう(これはどう見てもTVの見すぎだが)。結局つけた名前はジェニール クワン ヤン リーだったそうだ。

子供たちはハロウィーン二日酔い2005年11月01日 19:42

本日付San Jose Mercury News 1A面 "KIDS' HALLOWEEN HANGOVER"

San Jose Mercuryの”地方紙”らしい一面トップ記事。こういう記事が大きな写真付きで一面をバンと飾るところが、地域密着型というのか、親しみやすい新聞というのか、San Jose Mercury紙のいいところですね。好きです。

ちなみに他の1面トップの記事はというと、

「ブッシュ大統領は新しい最高裁判事候補を指名したが、その信条について様々な物議を醸しそうだ。」

「サンノゼは新しい野球場の建設に向けて計画を進めている」

「今度の知事選では投票率が上がりそうだ」

というもの。ハロウィーンの翌日ということで、事件も一休みでしょうか。

さて掲題の記事の内容。

ハロウィーンの翌日は生徒たちの落ち着きが無くて、授業成果の上がらない日なのだそうです。こういう日としては他には、クリスマス休日の前の日、1年の最後の日(アメリカの学校の1年だから、6月の中旬ですね)なのだそうです。

ハロウィーンでは、子供たちは夜遅くまで外をうろつきまわり、チョコレートいっぱいのお菓子を夜中に食べて睡眠不足になり、あくびばかりで授業に身が入らないか学校をお休みしちゃうそうです。

ということで、ハロウィーンの当日には学校でハロウィーンパーティをやって、エネルギーを発散させるのだ、と記事は言っています。そんな目的があったのか。

中にはミルピタスの学校区はハロウィーンの翌日は学校を休みにして、教員の研修日にするのだそうです。

それほどまでにハロウィーンではみんな大騒ぎするということなんですね。

ちなみに私は、一人さみしく仕事をしていました(しくしく。

そして今日は、「子供たちの戦利品だけどおいしくないから食べないって言ってるから会社に持って行って」というLeft overがデスクにのっています。

浮かんでみるのもいい、エネルギー需要に対応して2005年11月03日 19:55

昨日11月2日の San Jose Mercury News 1A面、"FLOATING AN IDEA FOR ENERGY NEEDS" より

海上案というのが提案されているそうだ。沖縄の米軍基地ではない。液化天然ガスの貯蓄基地だ。

天然ガスはまず産出地でマイナス162℃にまで冷やされて液状にして運送され、備蓄基地では液状のまま保管され、また消費地には備蓄基地で気体に戻してパイプラインで供給するそうだ。

その天然ガスだが、カリフォルニアで消費される量の何と87%がカリフォルニア外の備蓄基地から送られてきているそうだ。

各家庭のコンロも電気だし気候もいいので、それほど需要が無かったのかも知れない。しかし記事によると2004年の天然ガス消費量6.3 billion cubic ft (=178億㎥)は1980年より20パーセント増加しており、2016年にはさらに12%増が見込まれるということで、徐々にではあるが年々増加しているようだ。

ではカリフォルニアでは天然ガスがどのように消費されているかというと、消費量の半分が発電用なのだそうだ。そのほか22%が住宅用途、18%が産業用途、9%が商業用途、1%が運送用途なのだそうだ。

これは意外なようにも聞こえるが、調べてみると日本でも約70%が発電用に残りが都市ガスとして利用されているそうでやはり電力需要が大半を占めている。ちなみに日本での2003年の天然ガス消費量は826億㎥で、カリフォルニアの約5倍だ。

実は天然ガスがエネルギー資源として本格的に利用され始めたのは1970年代以降と比較的新しい。その当時に天然ガスを液化して輸送する技術が開発され、大量にかつ安全に遠隔地まで運送できるようになったとのことだ。

さらに天然ガスは消費しても有害物質の排出量が少ない、クリーンなエネルギーとして注目されており、そのことによって天然ガスの需要が増えていると、これは世界的な傾向のようだ。

そこで天然ガス基地の建設、あるいは建設計画が全米各地で進められている。カリフォルニアもその例にもれないわけだが、基地建設計画のある地域住民の不安あるいは反発はかなり激しいようだ。何らかの原因で爆発事故があった場合、その被害規模が甚大になることが主な懸念材料だ。特にテロリストの攻撃を受ける可能性について、大きな不安を感じているのだ。

実際、VallejoやEurikaで計画されていた天然ガス基地の計画は住民の反対運動で白紙に戻されてしまった。

現在カリフォルニアでは7つの天然ガス基地の建設計画があるが(一部は既に着工されているらしい)、そのうち4つはなんとメキシコ国内だ。まるでくさいものにふたのような状況だが、とにかくそういうことになっているそうだ。

残り3つはいずれもカリフォルニア内に建設する計画だが内2つは海上案になっている。 そのうちの一つが、なんと洋上に浮かぶ案なのだ。つまり船のような基地だ。長さ279メートル、高さ31メートルの洋上基地を沿岸から22キロ先の洋上に浮かべ、ガスはそこから海底を伝って設置されたパイプで送るのだそうだ。

計画を提案している会社の広報担当者によると、ガス基地が居住地域に近いと住民の同意をうるのは難しいが、この案ではどの居住地域にも遠く、海岸からは基地もほとんど見えない、ということだそうだ。

基地に最も近い街Oxnardはその66%の住民がラテン系だそうで、住民としてはこの地が選ばれたのもそうした事情があるせいではないかと疑っているようだ。ちなみにもう一つの海上案もOxnardの沿岸に計画されている。まあ7つの計画のうち4つがメキシコということを考えると、そのように思われても仕方がないだろう。

ただ実際に計画を進めるに当たっては、州の土地管理委員会の認可を得る必要があり、また今のところ合衆国当局は洋上計画を認めてはいないとのこと。

以上、ちょっと社会科の勉強になったかな。