サンノゼはカリフォルニアで一番ガソリンが安い ― 2005年12月19日 19:59
本日付San Jose Mercury News 1A面"S.J.has cheapest gas in California"から
最近ガソリンの値段が下がってきているなあと、実はホッとしていたところなのですが、新聞記事によるとサンノゼのガソリン価格はカリフォルニアの中で一番安いのだそうです。
これはAAAの調べでわかったことだそうです。
AAAはガソリン価格を日々調査しているのだそうですが、その結果によると日曜日のガソリン価格は、カリフォルニア州平均が2.26ドルだったのに対して、サンノゼ市は2.17ドルだったそうです。
サンノゼ市内のいくつかのガソリンスタンドでは2.09ドルというところもあったそうです。
もちろん単位は1ガロン(=3.785リットル)になります。
ちなみに全米平均は2.21ドルです。
ちなみに、サンノゼ市平均の2.17ドルをリッター換算の円に計算してみると、月曜の円相場116円66銭を使えば、リッター66円89銭ということになります。ご参考まで。
なぜサンノゼが最安値になっているのかについて、石油の専門家もよくわからないと言っています。
ただ、カリフォルニア全体でもガソリン価格は急落しているのですが、これは3ヶ月前にはガロンあたり3ドルという非常に高値であったことや、ガソリンスタンドの数が他州に比較して多いことがあげられると、エネルギーの専門家は述べています。
こうしたガソリン価格の値下がりはアメリカ人の生活スタイルにも影響しているようです。
ガソリンが高騰していた時には、車の利用を控えたり、SUVのような燃費の悪い車でなく、できるだけ燃費のよい車を利用し、あまり遠出はしないようにしている人が多かったようですが、そうした傾向が減ってきているようです。
また、cars.comのサイトではここしばらくは最も検索された車のトップ10に常にトヨタのハイブリッドカー、プリウスが位置していたのが、火曜くらいから検索数がめっきり減ったそうです。
そうした気持ちはよくわかります。
ガソリンスタンドに行って、ガソリンを入れた値段が30ドルとか40ドルとか表示された時には、思わずため息が出たものでした。
しかし、これもつかの間なのかも知れません。
記事によると原油価格は依然1バレル47ドルから57ドルと高値が継続していて、今後ガソリン需要の伸びとともに価格も横ばいからやや上昇傾向になるものと予測されています。
更に2月からは、カリフォルニアは高い夏仕様のガスに切り替わり、また車の量も増えるために価格は上昇すると見られています。
この「夏仕様」というのは、カリフォルニアの州法によって、カリフォルニア州内で供給されるガソリンは、夏季の間は排気ガスがよりクリーンな「夏仕様」、冬期間はそのような制限のない「冬仕様」のガソリンであることになっているようです。
来るべき年には、ハリケーンも来ず、イラクもかたづき、ガソリンが「予想に反して」高騰しないことを祈るのみです。
最近ガソリンの値段が下がってきているなあと、実はホッとしていたところなのですが、新聞記事によるとサンノゼのガソリン価格はカリフォルニアの中で一番安いのだそうです。
これはAAAの調べでわかったことだそうです。
AAAはガソリン価格を日々調査しているのだそうですが、その結果によると日曜日のガソリン価格は、カリフォルニア州平均が2.26ドルだったのに対して、サンノゼ市は2.17ドルだったそうです。
サンノゼ市内のいくつかのガソリンスタンドでは2.09ドルというところもあったそうです。
もちろん単位は1ガロン(=3.785リットル)になります。
ちなみに全米平均は2.21ドルです。
ちなみに、サンノゼ市平均の2.17ドルをリッター換算の円に計算してみると、月曜の円相場116円66銭を使えば、リッター66円89銭ということになります。ご参考まで。
なぜサンノゼが最安値になっているのかについて、石油の専門家もよくわからないと言っています。
ただ、カリフォルニア全体でもガソリン価格は急落しているのですが、これは3ヶ月前にはガロンあたり3ドルという非常に高値であったことや、ガソリンスタンドの数が他州に比較して多いことがあげられると、エネルギーの専門家は述べています。
こうしたガソリン価格の値下がりはアメリカ人の生活スタイルにも影響しているようです。
ガソリンが高騰していた時には、車の利用を控えたり、SUVのような燃費の悪い車でなく、できるだけ燃費のよい車を利用し、あまり遠出はしないようにしている人が多かったようですが、そうした傾向が減ってきているようです。
また、cars.comのサイトではここしばらくは最も検索された車のトップ10に常にトヨタのハイブリッドカー、プリウスが位置していたのが、火曜くらいから検索数がめっきり減ったそうです。
そうした気持ちはよくわかります。
ガソリンスタンドに行って、ガソリンを入れた値段が30ドルとか40ドルとか表示された時には、思わずため息が出たものでした。
しかし、これもつかの間なのかも知れません。
記事によると原油価格は依然1バレル47ドルから57ドルと高値が継続していて、今後ガソリン需要の伸びとともに価格も横ばいからやや上昇傾向になるものと予測されています。
更に2月からは、カリフォルニアは高い夏仕様のガスに切り替わり、また車の量も増えるために価格は上昇すると見られています。
この「夏仕様」というのは、カリフォルニアの州法によって、カリフォルニア州内で供給されるガソリンは、夏季の間は排気ガスがよりクリーンな「夏仕様」、冬期間はそのような制限のない「冬仕様」のガソリンであることになっているようです。
来るべき年には、ハリケーンも来ず、イラクもかたづき、ガソリンが「予想に反して」高騰しないことを祈るのみです。
by takablo [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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