住宅価格が下落、新築数も下降2006年01月20日 18:48

20日付San Jose Mercury News 1D面、”Home sales, prices decline"および3D面”Home building slows in December"から

昨日はアパートの家賃が上昇傾向にあるという記事を紹介した。

そうしたら今日は住宅価格が下落したというニュースが載せられていた。

かいつまんでいうと、昨年末の11月と12月で売買された一戸建て住宅の価格のメジアン(中央値、つまり価格を下から上に順に並べた順番の真ん中の価格)が下がった、というのだ。

ブローカーのクラーク氏は”ここ3年ほど住宅価格は毎月上昇をし続けてきたけれど、ここにきて市場も落ち着いたのかもね”と話している。

そーかー、それじゃあいよいよ賃貸から持ち家へ華麗な転身か。

さて、これで価格がどのように変動したのか見てみると、サンノゼ市があるサンタクララ郡の12月の売買価格(メジアン)は11月から2.1%下がって70万ドルになったそうだ。

うっ、高すぎ

そう、下がったといってもなお2004年の12月に比べればまだ高いそうだ。

もう一つの記事によると2005年の戸建とアパートの新築戸数は72年に次ぐ2番目の記録で206万5千戸だったそうだ。しかし、12月の建設作業数は前月比で8.9%も落ち込んでいたのだそうだ。

また住宅販売数についても、昨年12月はその前の年より15.5パーセント下がって9347戸だったそうだ。

まあつまり、数字から見れば需要も供給も落ち価格も下がってきた、と言えるのだろうか。

しかし一方で、価格の安い物件については引き合いも強いと話すブローカーもいる。このため例えばコンドミニアムの価格は11月のメジアン価格465000ドルに比べて12月は475000ドルと上昇している。

また別のブローカは、超高額物件でも需要が高くてロスアルトスの1ミリオンを超える物件はすぐに買い手が付いたとのこと。

結局のところ、市場が2極分化しているのかも知れない。

そしてウチのように家族の多いものは、大きさと金額に見合った家が無くて、賃貸を続けるしかないということだな。

華麗な転身はいつの日か

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